ユニトラック併用軌道の作り方
KATOのHOユニトラックを利用した併用軌道の直線ユニットの、作り方の一例をご紹介します。
1.ユニトラックの固定
まず第1工程として、2本のユニトラックの道床同士をぴったりくっつけた状態で固定するために、幅10mm、厚み1mmの板材を長さ79mmにカットし、長さ方向の中心位置から左右に21mm離れた位置に2mmφの孔を開けるとともに、開けた2か所の孔を、固定のための皿タッピンネジ(M2×4)の皿頭が収まるように径の大きいドリルでさらって、固定部材を形成します。

一方、ユニトラックの道床には、上記の固定部材を通す切り込み


を作るとともに、道床の裏側に飛び出た固定用のボス

を1mm削って、

固定部材を収めるスペースを確保します。
この状態で、2本のユニトラックの道床同士を接着するとともに、

固定部材をはめ込み

さらに皿タッピンネジを、固定部材の孔を通して、皿頭の天面が道床および固定部材の下面と面一となるようにボスにねじ込んで、道床と固定部材を固定します。これで、2本のユニトラックの固定は完了です。

2.舗装の下地作り
固定部材に使用したのと同じ、幅10mm、厚み1mmの板材を、使用するユニトラックと同じ長さにカットするとともに、8.5mm幅と1.5mm幅に切り分けます。

そして1.5mm幅の分を、8.5mm幅の方の、端から1mmの位置に接着して段差を形成したあと、

形成した段差が内側となるように、先に固定した2本のユニトラックの、両側の道床の外縁に接着して、ユニットの側面板とします。


次いで、幅10mmにカットした厚み1mmの低発泡塩ビ板を、側面板の段差と道床の上面との間に渡しかけて接着し、


さらにレール間、および隣り合うレール間にも、それぞれ13.5mm幅、および20mm幅に切り出した厚み1mmの低発泡塩ビ板を接着



して、舗装のための下地とします。
3.舗装
下地上に貼る舗装は、舗装面からレールの頭がごくわずかに突出する程度の厚み(0.5mmくらい)の板材であれば、任意に選択可能です。いろいろ工夫してみてください。今回の例では、私がよく使うプラストラクト社製のパターンシート(ベージュ色)を貼り付けていますが、最近の円安で高騰してしまって・・・。

最後に、ガンダムマーカー スミいれ用 筆ぺんでシートのパターンを強調

して、併用軌道の直線ユニットの完成です。

1.ユニトラックの固定
まず第1工程として、2本のユニトラックの道床同士をぴったりくっつけた状態で固定するために、幅10mm、厚み1mmの板材を長さ79mmにカットし、長さ方向の中心位置から左右に21mm離れた位置に2mmφの孔を開けるとともに、開けた2か所の孔を、固定のための皿タッピンネジ(M2×4)の皿頭が収まるように径の大きいドリルでさらって、固定部材を形成します。
一方、ユニトラックの道床には、上記の固定部材を通す切り込み
を作るとともに、道床の裏側に飛び出た固定用のボス
を1mm削って、
固定部材を収めるスペースを確保します。
この状態で、2本のユニトラックの道床同士を接着するとともに、
固定部材をはめ込み
さらに皿タッピンネジを、固定部材の孔を通して、皿頭の天面が道床および固定部材の下面と面一となるようにボスにねじ込んで、道床と固定部材を固定します。これで、2本のユニトラックの固定は完了です。
2.舗装の下地作り
固定部材に使用したのと同じ、幅10mm、厚み1mmの板材を、使用するユニトラックと同じ長さにカットするとともに、8.5mm幅と1.5mm幅に切り分けます。
そして1.5mm幅の分を、8.5mm幅の方の、端から1mmの位置に接着して段差を形成したあと、
形成した段差が内側となるように、先に固定した2本のユニトラックの、両側の道床の外縁に接着して、ユニットの側面板とします。
次いで、幅10mmにカットした厚み1mmの低発泡塩ビ板を、側面板の段差と道床の上面との間に渡しかけて接着し、
さらにレール間、および隣り合うレール間にも、それぞれ13.5mm幅、および20mm幅に切り出した厚み1mmの低発泡塩ビ板を接着
して、舗装のための下地とします。
3.舗装
下地上に貼る舗装は、舗装面からレールの頭がごくわずかに突出する程度の厚み(0.5mmくらい)の板材であれば、任意に選択可能です。いろいろ工夫してみてください。今回の例では、私がよく使うプラストラクト社製のパターンシート(ベージュ色)を貼り付けていますが、最近の円安で高騰してしまって・・・。
最後に、ガンダムマーカー スミいれ用 筆ぺんでシートのパターンを強調
して、併用軌道の直線ユニットの完成です。
この記事へのコメント
nice!です。